子どもをいじめから守る。親が持つべき5つの覚悟。いじめと闘うのは親の仕事だ。本当に解決するためのいじめ対策。

 

タイトル
子どもをいじめから守る。親が持つべき5つの覚悟。いじめと闘うのは親の仕事だ。本当に解決するためのいじめ対策。10分で読めるシリーズ

著者名
草田圭人,MBビジネス研究班

発売日
2015/01/16

購入はこちらから

概要

10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

まえがき

確認されたいじめ件数は過去最多を更新し続け、不登校者も約12万人にのぼるという現代社会で、子どもが楽しく学校へ通うというのは当たり前の日常ではなくなってきている。

残念なことだがいまや学校は「安全な場所」でも「楽しい場所」でもなくなってきている。
「学校へ行ってさえいてくれたら安心」そんな時代は過ぎ去ってしまったのだ。

では誰が子どもをいじめから守るのか。それは「親」しかいない。

本書では、現在いじめ問題で悩まれている保護者やその周囲の方々に読んでいただきたい。

親としてどう子どもと接すればいいのか。
学校へ訴えてもいいのか。

いじめ問題は、当事者(加害者と被害者)だけの問題ではない。その周囲の対処によって、改善も悪化もするのだ。

『本調査において個々の行為が「いじめ」に当たるか否かの判断は、表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うものとする。
「いじめ」とは、「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。」とする』
(注1)「いじめられた児童生徒の立場に立って」とは、いじめられたとする児童生徒の気持ちを重視することである。 
(注2)「一定の人間関係のある者」とは、学校の内外を問わず、例えば、同じ学校・学級や部活動の者、当該児童生徒が関わっている仲間や集団(グループ)など、当該児童生徒と何らかの人間関係のある者を指す。 
(注3) 「攻撃」とは、「仲間はずれ」や「集団による無視」など直接的にかかわるものではないが、心理的な圧迫などで相手に苦痛を与えるものも含む。
(注4)「物理的な攻撃」とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり、隠されたりすることなどを意味する。 
(注5)けんか等を除く。

上記は文部科学省が定めたいじめの定義である。

いじめが起きたときに、対処を間違わないように。
この定義を念頭におき、読み勧めていただきたい。

 

購入はこちらから