
タイトル
囲碁上達の礼儀作法 正しいふるまいで尊敬される存在になろう20分で読めるシリーズ
著者名
大石筍,MBビジネス研究班
発売日
2025/03/21
概要
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
囲碁の別称として、「手談」(しゅだん)というものがあります。手で談話をするという意味で、コミュニケーションのツールです。
ですから、囲碁で相手と楽しく談話するためには、礼儀作法が大切です。
筆者が囲碁をおぼえたのは、もう半世紀前ですから、その時代と比べると、様々な点が変化しています。畳の上で脚付き碁盤で打つことから、椅子での対局が主流となりました。また、インターネットで対局をすることも多くなりました。
それでも、やはり囲碁を文化的に伝承していくためには、最低限尊重すべき作法があると考えています。
そういう意味で、本書は、あなたに問題意識を持って読んでいただき、ともにお考えいただければ幸いです。
実際、考えてみると囲碁の勝負に関わる本質的な問題を含んでいます。現役生活により、様々な見聞や体験をしています。際どい話もありますが、個人が特定されないような形で述べる場合もあります。
囲碁のキャッチコピーとして、「国籍年齢性別一切関係なし」というものがあります。しかし、国際化が進む上で、異文化間コミュニケーションの大切さが言われるような時代です。
日本で培った作法も、国際戦の時代になると、様々な影響を受けるようになりました。
また、人工知能の進化により、様々な規制も行われるような時代です。
こうした問題を、筆者とお考えいただき、時代に合った作法を身に付けましょう。
【著者紹介】
大石筍(オオイシジュン)
現役生活40年を超えるプロ棋士です。
世界では増加する囲碁人口ですが、日本では減少し続けることに危機感をおぼえ、普及活動に取り組んでいます。
囲碁の文化的な意義や、生活に役立つような知恵を発信するため、大学院情報学プログラムの修士課程を終了し、修士(学術)の資格を得ています。
現役生活を続けると同時に、書籍との融合をはかることを模索するユーチューバーとして動画配信も続け、小学生からシニア世代まで、指導碁を続けています。
今後は、囲碁の素晴らしさを一人でも多くの方たちに伝えるべく、執筆活動にも力を入れてまいります。