〈おしゃべり文〉は卒業! 小論文、レポート、現代文読解に効く! 要約トレーニング問題集

 

タイトル
〈おしゃべり文〉は卒業! 小論文、レポート、現代文読解に効く! 要約トレーニング問題集20分で読めるシリーズ

著者名
坂東実子,MBビジネス研究班

発売日
2022/02/25

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概要

説明文

さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

〈おしゃべり文〉と私が呼んでいる、のんびりした文があります。

「私は夏休みに友人たちと九州に旅行に行く前に、どのような日程でどのようなところを回るか、予算はどのくらいか、など、大体の予定を友人たちと相談して計画書にまとめておいたのだが、待ち合わせに遅れる人がいたり、見たいところがやっていなかったり、予想していたよりお金がかかったり、計画書とは全然違う旅になってしまった。」

と言うような文です。音読すると25秒かかります。しかしこれは、

「夏休みの友人たちとの九州旅行は、まったく計画通りには行かなかった。(例えば…)」

で済むことです。音読すると約6秒。
おしゃべりならば楽しいものですが、小論文、レポート、報告書などでは、文が長ければ長いほど、読み手は「何を言いたいのだろう」と考えながら読まなければならず、疲れてしまいます。
また、字数制限がある課題の場合、内容が薄くなります。

このような〈おしゃべり文〉を提出する学生が、近年増えています。
私は高校生や大学生の小論文やレポート、志望動機書(進学・就職)などをよく添削しますが、膨張した中身がスカスカのものに出合うことも珍しくありません。

本書は、実際に私が大学や高校で実践している「要約トレーニング」です。大学受験を控えた高校生、課題提出や就活などで書く機会の多い大学生の読解力・要約力向上に役立ちます。
小論文、志望動機書、就職のエントリーシート、会社の報告書などを簡潔に書けるようになると、限られた字数により多くの情報を盛り込むこともできます。
なにより、簡潔な文は、要点が明確です。「わかりやすい」ので、印象アップ、点数アップにもつながります。

やりかたがわかればゲーム感覚で楽しみながら取り組めるようになるでしょう。友だちと相談しながら取り組んでも、辞書を参照しても構いません。

どうぞお楽しみください。

*中学生以下の場合は、〈おしゃべり文〉でも何でも、とにかく色々な文を楽しみながら、のびのび書くことが大切です(牧場でしっかり太った仔馬を二歳で走れる体躯に絞ってデビューさせるイメージです)。

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