タイトル
信長と濃姫外伝4 二人の御曹子 下 織田信忠と武田勝頼 優秀過ぎる父親の後嗣となる若者の担う重圧
著者名
潮美瑶,MBビジネス研究班
発売日
2024/04/19
概要
【書籍説明】
織田信忠の父信長は天性の革命家だった。天正三年(1575)五月、信長は長篠の合戦で強豪武田軍を破り、天下一統を五割方成し遂げた。
信長は織田家の家督を嫡男信忠に譲り、自分は琵琶湖南岸に京の都に匹敵する「平安楽土」、安土城を築いて本拠地とした。
父信長は信忠に美濃・尾張二ヶ国と岐阜城を与え、「おまえの思う通り存分にせよ」と言う。
織田軍総大将となった信忠は、父に無断で武田勝頼の人質となっている異母弟御坊丸の救出を企てた。
武田勝頼の父信玄は天下の名将と定評がある有力大大名だった。信玄は天下一統のため上洛の軍を起こしたが、天正元年(1573)四月、上洛途上で病没した。
嫡男勝頼は父信玄の跡目を継いだが、武田家重臣達は初めから勝頼を信頼しなかった。勝頼は信玄の後嗣に相応しいことを証明するため、領土拡大に熱中した。
しかし、長篠の合戦で織田軍に大敗すると、織田信長と徳川家康の反撃に遭い、領土を奪還された。
勝頼は怒りにまかせて人質の御坊丸や信忠の婚約者だった異母妹松姫を虐待した。
信忠は御坊丸と松姫を救い出し、美濃に連れて戻った。
信長・信忠父子は武田勝頼と決着つけて、天下一統を成し遂げようとするが……。
関連記事
信長と濃姫外伝4 二人の御曹司 上 織田信忠と武田勝頼 優秀すぎる父親の後嗣となる若者が背負う重圧 
文系のための太陽光発電。震災以後太陽光発電に何が起きたのか？ 
天下人の妻のトリセツ 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康 三人の天下人は、妻をどう取り扱ったか？ 
もしも信長殺しが明智光秀ではなかったら・・・「敵は本能寺！」暁の空に響く智将光秀の叫び。 
信長と濃姫2 天下布武 織田信長暗殺計画 
信長と濃姫６ 野望の選択 信長を次々襲う謀反の嵐 常に勝組になる選択とは 
信長と濃姫 外伝１ 百鬼夜行 平将門の怨霊が足利義昭に祟る。信長は怨霊とどう対決する？ 
信長と濃姫外伝2 覇王を継ぐ者 徳川家康の嫡男三郎信康は、なぜ切腹させられたか？ 
復讐鬼 明智光秀 中 天下人となった秀吉は老いて狂った。明智光秀の復讐の魔手が迫る。 
信長と濃姫９ 私説 敵は本能寺 謀反の道を突っ走るのはだれ？陰謀を企むのはだれ？ 
信長と濃姫10 私説 日本国王信長 織田信長VS足利義昭 最後の戦 
復讐鬼 明智光秀 上 明智光秀は死ななかった！天海僧正となって、秀吉から天下を奪う！ 
信長と濃姫７ 老将哀歌 信長の苛酷なリストラか？去り行く老将達 
復讐鬼 明智光秀 下 関ヶ原の戦から大坂夏の陣へ。三代将軍は、なぜ家光に決まったのか？ 
信長と濃姫３ 妖猫奇譚 信長VS義昭 対立への序曲 
女軍師濃姫 徳川信康殺人事件。 
新約真田幸村上巻直江兼続、石田三成、大谷吉継との友情を契った青春時代。出生の秘密と人質の時代から関ヶ原前夜まで。 
殺生関白始末 
信長と濃姫 奇襲桶狭間 
女軍師濃姫の智謀 私説信長公記元亀騒乱信長危機一髪。 
信長と濃姫４ 小谷城陥落 好機を活かせなかった男と好機をつくる男 
信長と濃姫５安土城天主強大な敵には新奇な発想で立ち向かえ！ 
みんなが納得する天下人。 
戦国武将と日本刀。歴史小説家が記した日本刀の入門書。真田信繁と妖刀村正伝説など。