タイトル
思いついたら、即実行は、いいことではない。アイデアマンの落とし穴。成功する人は考えてから実行する。10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/09/09
概要
アイデアが次々と溢れ出てくる人がいます。こういった人は、思いつくと直ぐに実行に移したくなります。しかし、新しいアイデアを次々と実行することによって、組織では業務の交通渋滞が起こります。アイデアが多いことは選択肢が増えるため、いいことですが、それを、吟味せずに実行することには問題があります。本書では、即行動することのデメリットと、その対策を説明いたします。アイデアマンにとって非常に有用な書籍です。
まえがき
アイデアマンで行動力もあるという人がいる。
こういった人は、常にいろいろなアイデアを思いつくし、それをすぐに実行に移す。
そんな、身軽な姿に憧れるだろうか?
あるいは、あなた自身がそういったタイプだろうか?
こういった人は、行動力があるから、仕事に、人生に成功しやすい。しかし、ある程度以上は成長しない。会社で言えば、課長まではなるが、それ以上は伸び悩む。
実は、思いついたら、即行動が、いいとは言い切れないのだ。
ほとんどの場合は、思いついても、よく考えてから、行動に移った方がいい。とはいえ、世の中には、それができる人はすくない。
タイプ別に分けてみよう。
アイデアもないし行動しない人
アイデアはあるけど行動しない人。
アイデアがあって即行動する人。
アイデアがあって、考えてから行動する人。
一番いいのは、アイデアがあって、考えてから行動する人だ。次が、アイデアがあって即行動する人だ。
即行動する人は、そういった意味で惜しい人たちだ。部長にはなれないが、課長にはなれる人だ。もちろん、アイデアもないし行動しない人(凡人)よりいいし、アイデアはあるけど行動しない人(評論家)よりもいい。
ようするに、あと一歩だ。
本書では、アイデアが思いついて即行動してはいけない理由を説明する。
そして、考えてから行動する人になるためのコツを提案する。
是非、本書を利用して一歩上のビジネスパーソンになっていただきたい。