お母さん、お子さんはもしかしたら発達障害かもしれませんよ?その特徴と診断までを分かりやすく解説

 

タイトル
お母さん、お子さんはもしかしたら発達障害かもしれませんよ?その特徴と診断までを分かりやすく解説10分で読めるシリーズ

著者名
佐藤まり,MBビジネス研究班

発売日
2015/06/05

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概要

10分で読めるミニ書籍です(文章量13,000文字程度=紙の書籍の26ページ程度)
はじめに
最近、何かと話題となる発達障害。「言葉が遅い、落ち着きがない」などの行動を見ると我が子も発達障害かもしれないと心配になる親御さんもおられると思います。
ですが、発達障害とは何でしょう?
知能指数が一定値よりも低い場合は、知的障害者になり療育手帳が発行されます。
身体の一部に障害を生じている場合は、身体障害者手帳が発行されます。
では、発達障害者の場合はどうでしょう?
大人の発達障害の場合は、精神障害者保健福祉手帳というものが発行される場合があります。ですが、子どもの発達障害の場合は、精神障害者保健福祉手帳の発行ですら困難という現状があります。
そもそも、発達障害は、精神疾患ではありません。それにも関わらず、精神障害者保健福祉手帳しか発行する術が現代の社会にはないのです。
発達障害を抱える者にとっての苦しみは、発達障害者は健常者でもなく障害者でもないということです。
多くの発達障害者は、健常者として人生を生きていかねばなりません。
子どもを持つ親は、みな同じです。
すべての親の使命は、子どもを社会へおくりだすことです。
子ども達を社会に生きることのできる自立した大人へと育てることです。
発達障害児を持つ親にとっても、それは同様のことなのです。
最近では、発達障害を障害ではなく、発達凸凹と呼ぶ風潮があります。
発達障害を抱える子を持つ親は、発達凸凹の子ども達を社会に適応させ、最終的には多少のサポートがあれば、社会で自立して生きていくことのできる大人へと育てなければなりません。
そのために、私たち大人が、そして社会ができることは何なのでしょう?
本書では、発達障害児者を少しでも知ることのできるよう、その特徴や対処法をご紹介します。
著者紹介
佐藤まり
カナダ バンクーバにてドーセットカレッジを卒業。人権問題や子どもの人権について考えるようになり、和光大学 人間関係学部・人間発達学科に入学、卒業。その後、教育関係や心理学関系の職を経て、現在は自身も自閉症スペクトラム障害を抱える幼稚園児の母親。発達障害を抱えると息子と共に格闘の日々を送っている。

 

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