タイトル
毎朝1分読むだけ。職場心理の教科書。職場の人間関係、職場のトラブルは、職場の心理学で解決できる。10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/09/17
概要
10分で読めるミニ書籍です(文章量7000文字程度=紙の書籍の14ページ程度)
本書の狙いは、職場で起こる様々な問題や出来事を職場心理を通して理解し、それをコミュニケーションとリーダーシップに活かしていこうというものです。本書の特徴として、職場心理を活かすための心得を習慣化する仕組みを提供します。方法は簡単です。「職場心理の心得」リストを提示いたします。これに毎朝目を通してリマインドします。すると無意識に心得が染み込みます。そうなれば行動が変わります。自分自身が変わります。自分が変われば周囲の人も変わります。職場での人間関係を良くしたい方におすすめです。
まえがき
人間の心が理解できるなら、仕事は非常にやりやすい。
本書は職場の人間心理について説明する。そこから行動指針を導き出していく。心理を理解すれば、仕事はうまくいく。逆に言えば、心理を理解しないで潤滑な人間関係は構築できない。
本書の狙いは、コミュニケーション力、リーダーシップ力の向上だ。またそれによって、出世して給料を増やすことだ。
本書の特徴は、習慣化にある。
いくらいい考え、アイデアがあったとしても、忘れてしまっては意味がない。本は、所詮本だから、読み終わって2週間もすれば80%は忘れてしまう。そこで本書では、リマインドの仕組みを提案する。
「職場心理の心得」というリストを用意した。これは、職場心理の要点をリスト化したものだ。これに毎朝1分間目を通していただく。毎朝繰り返すことにより、職場心理の心得を意識にすり込んでしまう。職場心理の心得を発揮するのは人間関係においてだ。だから、基本的には瞬発的な反応が必要になる。会話の中で、瞬間的に正しい選択をできるようにならないといけない。そうなるには、反復して心得を読み返し、意識にすり込んでしまうのがてっとり速い。毎朝1分間目を通すことにより意識が変わる。意識が変われば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。
本書の構成は、まず、「職場心理の心得」を紹介する。次に、その心得を詳しく説明する。説明パートも10分程度で読めるはずだ。意味を理解して、毎朝心得を読むことにより、高い効果が期待できる。
それでは、早速、心得を紹介しよう。
「職場心理の心得」
悩みを打ち明けるには勇気がいる
うまくいかない人間関係は自分がちょっぴり変わる
権力を使うと能力が下がる
認められたいと誰もが思っている
話を聞いてもらいたいと誰もが思っている
期待をするから失望をする
少し自己開示をすると距離が縮まる
率直に話すと人は動く
できる限り?を言わない
意見が合わない人こそ一緒に働く意味がある
泥棒を作らないためにカギを掛ける
感謝されることはない
細部に神は宿る。は、人間関係も一緒
満腹なら良い会話ができる
イケメン、美人は出世する
好かれなければ動かせない
二度と会えないかもしれないと思って全力で接する
ここまでが毎朝読んでいただく部分だ。
次は説明パートだ。一つずつ説明する。