タイトル
毎朝1分読むだけ。読書習慣化の教科書。読書の習慣をつけたい人へ。本を読まないビジネスパーソンはさすがに成功しない。10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/09/11
概要
ビジネスパーソンの成長にとって非常に重要な読書。本書では読書を習慣化するための重要な心得をまとめました。従来の自己啓発書とは違い、一度得た知識を繰り返しリマインドできる「読書の心得リスト」を用意いたしました。このリストは1分で読めるようになっています。これを毎朝読むことにより、読書を習慣化する心得を、無意識にすり込んでください。これによって意識が変われば、行動が変わります。行動が変われば、結果が変わります。読書を楽しむ自分を手に入れてください。
まえがき
読書はビジネスパーソンにとって欠かせないものだ。例えるなら、スポーツ選手にとっての練習のようなもので、練習をしないで本番で活躍できる選手がいないのと同じことで、読書をしないで仕事ができる人はいない。
しかし、読書が習慣化できない人は多い。
しかも、読書の習慣化について言及している本も非常に少ない、出版業界は、読書を習慣化したほうが儲かると思うのだが、読書関連の本になると、速読術の本ばかりが目につく。しかし、速く読むことよりも、読むことを習慣化したほうがたくさんの本が読める。
本書は、速読術の本ではない。
読書を習慣化するための本だ。毎日、毎日、本を読む習慣をつけるための本だ。本書の仕掛けは単純だ。まず、「読書の心得リスト」を提示する。これは、読書することの価値や、読書が続くコツをまとめたものだ。このリストは短い。1分で読み終わる。毎朝、これに目を通していただく。毎朝、読書の心得を読むことにより、無意識に読書の価値をすり込んでいく。そうなれば自然と読書ができる。
まず、無意識にすりこむ。すると自然と、行動が変わる。なんとなく行く場所がコンビニから本屋に変わり、なんとなく見るものがスマートフォンから本に変わる。このなんとなくの積み重ねが、あなたの人生を大きく変えていく。
本書の構成を説明しよう。
まず、「読書の心得リスト」がある。
次に、リストの項目を1つずつ説明するパートだ。これも10分程度で読み終わる。
読み終わったら、あとは、毎朝リストに目を通すだけ。毎朝1分の作業で、あなたは読書家になれる。
どうだろう。お得だと思わないか?
では、早速、リストを紹介しよう。
「読書の心得リスト」
読書をすると答えに近づく
読書をすると考える力がつく
読書をすると知識が増える
読書をすると想像力がつく
読書をすると多面的に考えられるようになる
読書をするとストレス解消になる
読書をすると頭の中が整理される
読書をすると文章力がつく
読書をすると集中力がつく
読書をすると仕事の準備になる
本からアイデアを抜く
本は1冊ずつ買う
読書は飽きたら止める
本は複数冊持ち歩く
本は読みたいところだけ読む
本はこまめに読む
定期的に本屋に行く
読んだ内容を話す
図書館を利用する贅沢を知る
さあ、今から本を読もう
ここまでが、リストだ。
次のページからは、項目の意味を1つずつ説明していく。