タイトル
毎朝1分読むだけ。集中力の教科書。集中力を高めるコツを身につけて、すんなりと集中力アップを習慣化する。10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/09/16
概要
本書は集中力を向上させたい方のための本です。集中力に関する自己啓発書は非常に多く出版されています。そういった本を読めば、一時的に集中力は改善します。しかし、どうしても人間は忘れてしまうものです。集中力は毎日の仕事、勉強に関わる継続的なものですから、一時的な改善では意味がありません。そこで、本書は、集中力に関する良い習慣を維持することを目的としました。集中力の安定と向上を目指す方に、本書は役立ちます。
まえがき
仕事をするにも、勉強をするにも、集中力を保つことが大切だ。
思い出してほしい。
集中しているときには、非常に高い効率で作業が進むはずだ。逆に、集中力が切れると、いくら仕事をしてもうまく進まない。集中した1時間は、集中していない10時間にも勝る。
集中力をコントロールできたら、どれほどステキなことだろうか?
本書は、そこに注目した。
毎日、毎日、高い集中力を保つための心得を提案する。心得は「集中のススメ」というリストにまとめた。このリストを、毎朝読んでいただく。1分で読み終わる。毎朝たった1分読むだけで、毎日、高い集中力を発揮しようというのが本書の狙いだ。
実際には、集中力を高めることは難しくない。本書で提案するリストの通りにやっていただければ、高い集中力を持っていられるはずだ。
集中力が上がらない、最も大きな原因は、集中することを忘れてしまうことだ。だから、毎朝、リストを読んでいただく。毎朝読んで、集中の心得を思い出すことにより、無意識にすりこんでいく。意識を変えてしまうのだ。意識を変えれば行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。集中できるようになる。
本書の構成
冒頭に、「集中のススメ」を提示する。
次に、リストの内容を説明するパートを設けた。これは10分程度で読み終わる。一度読んで内容を理解いただければいい。リストの内容を理解した上で、毎朝読むことにより効果が出る。
それでは早速「集中のススメ」を紹介する。
「集中のススメ」
集中力の持続可能時間は医学的には50分と知る
刺激を与える
集中力が切れたら全く違うことをする
青いものを見る
タイムアタックする
起きる時間と寝る時間を一定にする
食事を取る時間を一定にする
体力をつける
集中前のルーチンワークを作る
1時間半を超えることもできる
目標を小分けにする
定期的に休憩を入れる
ストレッチする
歩く
20分寝る
30分に10分休憩する
場所を変える
集中場所に行く
目的を強く意識する
ここまでが、毎朝読んでいただく部分だ。
次のパートでは、それぞれの項目を説明する。