タイトル
毎朝1分読むだけ、片付けの教科書。会社の机、自分の部屋、散らかってしまう人のための本。13の片付けのコツ10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/08/17
概要
片付けが苦手な人は、「片付けをしよう」そう思い立って片付けをします。得意な人は、自然と日常的に片付けをしています。普段から少しずつするから、片付けに苦手意識もありません。歯磨きのようなものです。片付けのコツを紹介する本は、たくさんありますが、片付けを習慣化することを狙う本は、あまり見かけません。本書のテーマは、片付けの習慣化です。「片付け習慣化リスト」を使って、片付けを習慣化することを目指します。部屋、机が、散らかってしまう人に、非常におすすめです。
まえがき
本書は、部屋や、自分のデスクが散らかっている人ための本だ。
片付けのノウハウが紹介されている本は、数限りなくある。こういった本を読んだとき、誰でも片付けができるものだ。そして一時的に部屋がきれいになったりデスクがスッキリしたりする。しかし、本を読み終わって2週間もすると、部屋はホコリっぽくなり、デスクには不要なものが散らばっている。
結局、一時的なもので、すぐに散らかってしまう。
片付けとは、ノウハウや技術でもあるが、習慣でもあるのだ。
しかし、片付けを習慣化しようという本は少ない。そこで、本書は、そこに目をつけた。
本書では、片付けのコツを紹介しながら、それを習慣化する仕組みを提供する。
片付けを習慣化するために「片付け習慣化リスト」を用意した。これは1分程度で読める。これに毎朝目を通していただく。
毎朝目を通すことによって、片付けの習慣を無意識にすり込んでいく。そうやって意識を変える。意識が変われば、行動が変わる。行動が変われば結果が変わる。
「片付けをしよう」と決意して、はじめるのではなく、気が付くと片付けている自分を作るのだ。
実際に、片付けが得意な人たちは、そういう人たちだ。無意識に使ったものをもとの場所に戻したり、いらない物を買わなかったりする。ふだんの生活の中で、散らからないように、片付くように、無意識に行動している。
あなたが、こういった無意識を、身につけることが本書の目的だ。
本書の、構成は、毎朝読む「片付け習慣化リスト」を最初に提示する。そのあとは、リストの一つ一つの項目を説明するパートだ。これも10分くらいで読み終わる。説明パートは毎朝読み返す必要はない。一度だけ読んでリストの意味を理解するために使う。リストの内容を忘れてしまったときだけ、説明パートを読み返せばいい。
説明パートで理解した項目を毎朝リストを眺めてリマインドするという構造だ。
では、早速、リストをご覧いただこう。
「片付け習慣化リスト」
オマケを集めない
本は1冊ずつ買う
二度と読まない本は捨てる
本は電子書籍を買う
雑誌は決まった時期が来たら捨てる
100円ショップでいらないものを買わない
できる限りデータ化して捨てる
シュレッダーを置く
物に住所を決める
一個買ったら一個捨てる
思い出は写真に撮って捨てる
3ヶ月間、使ってないものは捨てる
毎日コツコツ片付ける