タイトル
奇跡的勝利だった真珠湾攻撃。より完璧な勝利はあり得たか?20分で読めるシリーズ
著者名
安藤昌季,MBビジネス研究班
発売日
2015/08/16
概要
20分で読めるミニ書籍です(文章量14,000文字程度=紙の書籍の28ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
書籍説明
1941(昭和16)年12月8日に開戦した太平洋戦争。
開戦初頭に行われた日本海軍空母機動部隊によるハワイ真珠湾奇襲攻撃は、
在泊していたアメリカ太平洋艦隊に戦艦4隻沈没などの大きな打撃を与えた。
この攻撃で日本海軍は空母艦載機29機と、真珠湾内に進入した特殊潜航艇5隻を失ったが、
主要艦艇は無傷であり、まず完勝と言っていい海戦であった。
しかし、この著名な海戦は戦後、大きな批判を受けることとなる。
主なものでは「宣戦布告をしない奇襲攻撃を仕掛けたことで、米国の戦意を高揚させた」、
「戦艦ばかりを狙っていて、真珠湾内の軍用インフラ(燃料タンクや港湾設備など)を破壊しなかった。
第二次攻撃をして破壊すべきだった」、「米国空母を1隻も撃沈できなかった」、
「開戦時にハワイを占領する機会を逸した」などである。
本書ではこれが妥当な指摘だったか、検討していく。
なお、本書で書かれたことも「解釈」の一つであり、
この本で書かれたことを無批判に真実だと考えてはならないのは、もちろんである。
著者紹介
安藤 昌季(アンドウマサキ)
東京都生まれ。ショップ店員、俳優業などを経て、ゲーム会社の出版部門編集者となる。
独立後、無電源系ゲームライター&ゲームデザイナーとして、ゲームブック兼TRPG『ホワイトカオス』や、
読者参加ゲーム『はがき戦国』シリーズ、『魔王國年代記』などを幅広く手がける。
2011年からは歴史・鉄道系の企画・執筆業も担当し、「教えてあげる諸葛孔明」(角川ソフィア文庫)や
「夢の新幹線もの知り学習張」(玄光社)などを執筆したほか、「旅と鉄道」(朝日新聞出版)、「鉄道ぴあ」
「エアラインぴあ」(ぴあ株式会社)など、多数の媒体で絵を活用した乗り物記事作りに取り組んでいる。
その他、いすみ鉄道、銚子電気鉄道、ポッポの丘、消防自動車博物館、
レトロぶーぶ館のキャラクター「上総いすみ」「くもなしあかり」「下総おうみ」「波乃めぐみ」「月乃すばる」の企画原案も行っている。