濃姫 信長神話としての賢妻濃姫。

 

タイトル
濃姫 信長神話としての賢妻濃姫。30分で読めるシリーズ

著者名
瀬木翠,MBビジネス研究班

発売日
2016/05/15

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概要

さっと読めるミニ書籍です(文章量25,000文字以上 30,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)

「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。

【書籍説明】
織田信長正室濃姫。父は戦国の梟雄、「美濃のまむし」こと、斎藤道三。そして夫は天下人、英雄織田信長。
これまで彼女については、信長との夫婦仲及びその没年についても、様々に取り沙汰されてきた。
そして濃姫は周知の通り、極端に関連史料が少なく、またけしてその史料の質も、良いとは言えない。
また、相互に矛盾するかのような情報も存在し、錯綜している状態である。

このため、なるべく史実に添ったつもりの濃姫について書こうとしたが、作業は大変な困難を極めた。
しかし、私の見解としては、やはり破天荒な夫信長にはついていけない妻で不仲、そしてやはり早世・離縁の可能性が高いと判断した。
また、賢くはあったのかもしれないが、それは理論的な頭の良さであり、あくまで理知の方が勝り、あまり夫の操縦は得意ではなく、
とうとう信長の心を掴むことはできなかった、悲劇の正室という印象を受けた。

最後まで信長の名高い愛妾、生駒氏から、夫信長の心を取り戻すことはできなかったのであろう。
それにしても、かくも、信長のような強烈な個性を持った人物の、正室を務めるということは、いかに困難なものであるかということを、
そのうっすらと垣間見えた彼女の生涯からも、十分に感じ取ることができたと思う。

【著者紹介】
瀬木翠(セギスイ)
私は古今東西の歴史に、大変関心を持っています。
守備範囲は比較的広い方だと思います。
関心ジャンルは、雑食性傾向です。
これからも、継続的に執筆していけたらいいなと思います。

 

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