タイトル
なぜブラジルコーヒーは世界の王者なのか?20分で読めるシリーズ
著者名
清水一穂,MBビジネス研究班
発売日
2019/03/17
概要
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
【書籍説明】
私がまだ中学3年生の時だった。
将来、なりたい仕事についての学校からの課題に頭を悩めていた時の話である。
「おい、こんな小さな日本から飛び出して、もっと広い世界に飛び出せ。
そうだな…、日本の反対側、ブラジルへ行ってみよう。
この国には、この日本から多くの人が移住し、そして活躍した歴史があるんだ。
今こそ、お前たちもそうした先人の後を追い、世の中のために役立て。」
この言葉を発したのは、私の父であった。
早速、私は興味本位で、書店でブラジル語の本を探す。
しかしブラジルは「ポルトガル語」を母国語としている。
その本を買った。
A・B・Cをポルトガル語では、エー・ヴェー・セーと発音する。
私はその語学の難しさを知り、数ページ読んだ途端諦めてしまった。
本当は音楽の道を行きたかったのだが、父の猛反対でこれも断念。
そして建築家となったが、同時に教育の道をも進んでいた。
中学3年生の時に、初めてコーヒー生豆の焙煎をした。その銘柄はなんと!ブルーマウンテンであったのだ。
その美味しさに魅了され、人生の半世紀近くをコーヒーと共に歩んでいる。
ミステリアスな物語の中に、コーヒー専門書とを融合させた本書をどうか楽しんでいただきたい。
【著者紹介】
清水一穂(シミズカズホ)
シリーズ4部作、コーヒー専門書と小説3部作を既に出版している精鋭の作家の今回の書き下ろし作品は、小説と専門書の融合した新たな手法で、コーヒー通と小説ファンを魅了する。
総合的なコーヒー文化の中から「ブラジルコーヒー」だけに特化させた、実に面白い雑学の作品である。
代表作に
■そろそろ本物のコーヒーと出会いませんか『入門編』『中級編』『上級編』
■すこし元気の出るコーヒーの雑学
■小説 メイとコーヒーとニャンコたち
■小説 伊集院 誠…スローライフきこの書斎から
■小説 カフェ『夢倶楽部』マスターのつぶやき
登場する女性の役柄にまで変装して作品づくりは独自の世界観を作り上げている。