登山を教えてくれてありがとう。息子から父親への手紙

 

タイトル
登山を教えてくれてありがとう。息子から父親への手紙20分で読めるシリーズ

著者名
ジャッキー根本,MBビジネス研究班

発売日
2022/04/01

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概要

さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))

【書籍説明】

「息子と一緒に登山をしてみては?」

現在反抗期の息子を持っている世の中のお父さんに伝えたいことだ。

私は中学一年の大晦日に父親と一緒に小仏城山へ登りそこの山頂で小型テントを張り一夜を明かして御来光を眺めた経験がある。

今三十歳近くなって振り返ってみてもその体験は非常に刺激的で得難いものであったと思え、連れて行ってくれた父親に大変感謝している。

当時私は学校で仲の良い友達も居らず部活の陸上競技にも熱中できずといった状況であった。

おそらくそんな様子が当時の父親にも感じ取れたため、息抜きを与えるつもりで大晦日に小仏城山での小型テントを使った野宿を試みたのだろう。

その気遣いのおかげで私は山が好きになり、成人した後には群馬県尾瀬ケ原の山小屋で住み込みアルバイトをする程にもなった。

登山は親子の関係性を強くするような気がする。

険しい山道を登る中で、父親は成長する息子の脚力の逞しさを観察して驚き、息子は父親の重い足取りを見て、自らと比較しその老いを感じるのだろう。

そんな互いの肉体情報の交換を経て、ともに山の頂上へたどり着いた時、達成感と喜びを共有し合えるのだと思うのだ。

【目次】
中学一年生の大晦日に私は父と高尾山から小仏城山に登った。まず高尾山の山頂を目指した。
小仏城山の山頂で一夜を明かして見た御来光は非常に生々しかった。
山が好きになった私は大人になってから、山小屋の住み込みアルバイトをしてみた。
生まれて初めて友人と山に登った。それは神奈川県伊勢原市にある大山だった。
お父さん、登山の楽しみと醍醐味を教えてくれてありがとう。いつかまた小仏城山に登りましょう。

【著者紹介】
ジャッキー根本(ジャッキーネモト)
1992年生まれ
高校在学中からプロレスラーを目指し、養成所にも通ったもののデビューには至らず。
23歳の時に芥川賞作家西村賢太の「苦役列車」を読み小説にハマり読書が趣味となった。
以来自分でも文章を書いてお金を稼いでみたいと思い始めライターの仕事を始めた。

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