20年以上の家庭内別居が子どもに残した見えない傷

 

タイトル
20年以上の家庭内別居が子どもに残した見えない傷10分で読めるシリーズ

著者名
くらもともも,MBビジネス研究班

発売日
2025/03/14

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概要

さっと読めるミニ書籍です(文章量9,000文字以上 10,000文字未満(10分で読めるシリーズ))

【書籍説明】
本来、家族というものは一番安心できる心の拠り所であり、何かあった時には真っ先に助け合える関係性であるに違いない。

家に帰れば一緒に食事をし、楽しく話し合い、たまに喧嘩をすることもあるかもしれないが、それでも家族は何にも変えがたい大切な存在だろう。

しかし、本書の家族の物語は、そういったホッとできるつながりは一切なく、むしろ家族という括りが大きなストレスとなっている。

筆者は、物心ついた時からすでに両親が家庭内別居をしていて、社会人として家を出た後の現在においてもずっと同じ状態が続いている。

家庭内別居といっても、各家族によって定義がさまざまだと思うが、筆者の両親は家庭内別居のプロ中のプロである。

というのも、両親は全く口を聞かず、同じ場所に居合わせることもない。

一緒に外に出かけることや食事をすることなどもまったくしていないのだ。

両親はこんな暮らしをかれこれ20年以上も続けているのである。

では、家庭内別居をしている両親の子である筆者は、息苦しい家の中でどのように暮らしてきたのか。

実際、他人に話しても理解されることがなく、見た目では傷が見えないが、ずっと心がえぐられた人生を送ってきた。

本書では、筆者の複雑な家族における実体験と、家庭のストレスを解消する具体的な方法を述べていく。

同じように不仲の両親をもち、周りに相談できず辛い思いを抱えている方にとって、気持ちが少しでも救われる本になっていることを願いたい。

【目次】
家族の深刻な事態を掴めていない幼少時代
両親の異変を感じ取った小学生時代
周りの家庭環境との違いに苦しむ学生時代
家族の呪縛から逃れたい社会人時代
新しい家族を作る第二の人生のための分析
第二の人生の実現への一歩
家庭内別居の両親による第二の人生への壁1
家庭内別居の両親による第二の人生への壁2
【実践】第二の人生に進むチェックシート

【著者紹介】
くらもともも(クラモトモモ)
大阪教育大学教育学部卒業。
家庭内別居をしている両親の元で一人っ子として育ち、生きづらさを感じてきたことから、同じような子どもたちを増やしたくないと教育業界に携わるようになる。
実際に、講師として500人以上の生徒を指導してきた中で、家庭環境に苦しむ子どもやストレスを抱えている保護者を多く見てきたことから、生徒と親御さんとの関わりや執筆活動によって、家族での生きづらさを少しでも解消できるようにしていきたいと考えている。
現在はフリーランスで、オンライン講師×執筆業×ブロガーとして活動中。
著書に「~子どもの前に親自身を見つめ直す~子どもの将来が心配な親のためのガイドブック」がある。本書は2冊目の作品。

 

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