タイトル
20代で課長になるために必要な3つのこと10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/09/01
概要
20代で課長になるために必要なことを説明します。20代で課長になるには40代で課長になるよりも高い能力が必要です。40代であれば年功序列があり、多少の欠点があっても多目に見てもらえることがあります。しかし20代では、そうはいきません。20代で課長になるには、40代の課長を遥かに超える力が要求されます。これは不公平なようですが現実です。本書は、そういった不公平を乗り越えてでも、20代で課長になりたい人のための本です。そうです。あなたの本です。
まえがき
課長就任の平均年齢は35歳から45歳程度と言われている。統計機関や、統計方法によって変わってくるので、幅広い数字になってしまうのだが、それにしても20代で課長になるのは難しいことがわかる。
本書は、20代で課長になることを目指す方のための本だ。
課長になるために、社内で、どのように振る舞うべきかを、紹介する。それは、大きく3つにわけることができる。
若くして課長になることは、難しい。とくに、あなたの会社が慣例を重視する会社であればなおさらだ。あなたの会社での、課長の適性年齢が40歳だとする。多くの人が40歳前後で課長になっていく組織だとしよう。その場合に、20代で課長候補になっても、減点方式で見られることになる。
40代の社員を課長にするときは、「流れで」自然と課長にするのに、20代の、あなたを昇格させるときには、厳正な審査が行われる。本来課長としてあるべきことを満たしているかを見られる。
簡単に言うと、40代で課長になる人と同じ能力では20代では課長になれないのだ。
そこで、本書では、20代で課長を目指す、あなたに向けて、重要な3つの要素を紹介する。
1つ目は、業績を残すこと。
2つ目は、会社の理想像を体現すること
3つ目は、リーダーシップがあること
これが、本書で紹介する、20代で課長になるために重要な3つの要素だ。
それでは、なぜ大切なのか、それが出世にどのように関わるのか説明していこう。