タイトル
30代、夢追い人の作法。30代で脱サラして起業する人が事前に知っておくべきこと。10分で読めるシリーズ
著者名
MBビジネス研究班
発売日
2014/09/06
概要
30代で脱サラして起業をしようと考えている方。年齢によって起業の方法は変わってきます。また注意するべきことも大きく変わってきます。20代、30代、40代。年齢が違えば、体力、経験、知識、それぞれが異なります。本書では、30代で起業する方に向けて、30代だからこそ気をつけるべきことを紹介します。30代は、起業する年齢としては一番バランスがいいと言われています。10年前後の社会人経験で、社会で働くということが理解できています。これは20代より優れています。また、30代は、まだまだ体力の衰えがありません。イザとなったら根性で乗り切れます。これは40代より優れています。しかし30代特有の注意すべきこともあります。本書は30代で脱サラ、起業する人のための本です。そうです、あなたの本です。
まえがき
20代で起業するのか、30代で起業するのか、40代で起業するのか、年齢によって起業の仕方は変わってくる。
20代なら社会人経験は、ほとんどないに等しいから、知力よりも体力で勝負する必要がある。
30代なら知力と体力のバランスが一番いい年齢だ。サラリーマン時代の経験を徹底的に活かして起業することが成功への近道だ。
40代なら体力を当てにしないほうがいい。知力はもちろんだが、人脈を駆使しよう。自分で動けない分を人との協力で補うのだ。
このように、起業する年齢によって、ある程度の違いがある。もちろん体力、知力、経験、人脈、そういったビジネスの能力には個人差がある。だから、本書はあくまで一般的に、その年齢ならという話にはなる。
すべてがあなたに当てはまることはないだろう。ただ、一個や二個は、参考になるアイデアがあるはずだ。そして、それが起業したあとの決定的な違いになるかもしれない。
本書では、30代で脱サラして起業をしようとしている人が心得ておくことを解説する。
狙いは
「こんなはずじゃなかったのに」
起業してから、そう思ってしまうことを少しでも減らすことだ。
起業はある意味、命懸けだ。家族がいれば家族も含めてだ。
少しでも予備知識は多いほうがいい。