エンディングノートの綴り方 残された家族へ。これまでの自分と未来の自分へ。エンディングノートの書き方と心を残す方法。

 

タイトル
エンディングノートの綴り方 残された家族へ。これまでの自分と未来の自分へ。エンディングノートの書き方と心を残す方法。10分で読めるシリーズ

著者名
緒方かのん,MBビジネス研究班

発売日
2014/12/08

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概要

まえがき

「エンディングノート」をご存じだろうか。
自分の亡くなった後、残された家族が様々な手続きや、遺品などの処分の仕方に困らないように、自分の遺志を尊重してもらえるように書き残しておくノートだ。
故人の遺志で遺言と同様に扱われることもある。
しかし、実際のところは残された家族へのメッセージのような、もっと気軽で簡単なもの。
そんなイメージだ。

エンディングノートに関する話題は、最近メディアでも取り上げられ始め、その存在は知る人ぞ知る、という形になった。
ネット上でもその書き方をわかりやすく書いたサイトが存在し、本屋でも専門書が並ぶようになった。

この本を手に取るあなたは、「自分のいなくなった後」にほんの少し興味がある。
もしくは、「自分のいなくなった後」について新しく家族を迎えるなど、何らかの形で真剣に考える機会があった方だろう。

人は誰しも、いつか、目覚めない朝を迎える。
それは生まれた時から決まっていたことだ。
若ければ若いほど、とても遠い話だと全く想像がつかないかもしれない。
健康であることが当たり前の毎日だから、自分が年老いていくことさえ想像がつかないかもしれない。
年齢に関係なく、エンディングノートについては誰もが記すと良い。
どんなに若くても、明日のことは誰にもわからない。
エンディングノートには実はもう一つ役割がある。
自分の未来への希望を書き記すことだ。

自分の未来。
「死ぬまでにやりたいこと」
そう言葉にするとわかりやすい。
もしもの時には、残された家族は、自分がどんな夢があって、どう生きてきたかを知るだろう。
エンディングノートを書き直すときは、自分の考えを自分で評価しながら、自分の人生を適宜修正するチャンスになる。

 

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