タイトル
なぜ優秀な人ほど突然辞めるのか?会社を去る部署のエース。置いていかれる中堅社員。10分で読めるシリーズ
著者名
沖倉毅,MBビジネス研究班
発売日
2015/04/17
概要
10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字~10000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。
まえがき
人事異動の季節になると、必ずといっていいほど起こることがある。
部署、会社、組織から無言で去っていく有能な人間を惜しむ声だ。
去っていく人が、微笑みをたたえている場合ならまだ良い。
問題は去っていく人の微笑みが上辺だけのものであったり、内心愛想をつかして去っていく場合である。
あなたの会社や組織、部署が縁あって配属されてきた有能な人間を引き止められなかった理由は何か。
なぜ、有能な人間は理由も言わずあなたの前から去ったのか。
本書の構成は以下の通りとなっている。
1:尽くしてくれる人が去るわけがないという思い込み
2:なぜ、人は意見を持たなくなるのか
3:去られてしまう人は他人に求めすぎ
4:疲労困憊型は周囲に疲れ自分勝手型は支配欲の固まり
5:なぜ有能な人は突然去るのか?
6:覚えて欲しいのは仕事!僕じゃない
7:会社はお友達を作る場所ではない
8:優秀な部下=イエスマンではない
9:ロークオリティな仕事をする便利屋部下につけこまれるな
10:口先だけの社員を見抜け
11:職場に不満があるなら、あなたが去る側に立とう
12:去っていこうとする人を引き止めたいなら、あなたたちが変わること
13:企業や部署は一人では変えられない
1~3までは、去られる側の人物構造及び彼らが思う胸の内が、第三者からどう思われているのかを説明。
4~6までは、去られる側のタイプ分類及びなぜ有能な社員が去っていくかという事例。
7~9までで、いかにして、馴れ合いの人間関係ができ、職場に倦怠感が出るのかという原因を追及。
10~11は、去られるのが嫌であれば去れという私の事例で説明する。
12,13は、去られる側の意識改革について説明した。
去る側、去られる側、それぞれの立場を理解して読みすすめて頂けると幸いである。