タイトル
凡庸経営者の悪癖とビジネス規範との大格差10分で読めるシリーズ
著者名
初老のフリーマン,MBビジネス研究班
発売日
2015/04/10
概要
10分で読めるシリーズは忙しくて読書の時間がない人のための本です。10分で読める範囲のミニ書籍です。(文章量5000文字~10000文字程度)「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣に執筆いただきました。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。
まえがき
「我が国においては、ビジネスを運営していく経営者は、「人材難」と言われる中、特に、就業人口の7割を抱える中小企業においては、一部の、パーソナリティの高い経営者や老舗の伝統の中で鍛えられてきた優秀な経営者がいる一方、自己の保身と守銭しか考えず、自社を多くの社員を不幸にする暗黒大陸と化している経営者が、足らぬ数を満たす惨状があると言われている。この様な経営者は、根が悪いという訳ではないが、自己の力量以上の権限を得て、その使い方を、不幸にして、我流に任せることで自尊心を保つという、周囲に取っては最悪の形態を取る場合が散見される。
そして、実際に、ある中小企業で起こり、そして現在も継続している内容に関して、国内の、同様の会社の大株主になっている人、社員家族、あるいは、会社の部長、役員という指導的な立場にある人、ゼネコンや役所のキーパーソン等、社会的なステークホルダーや同様の会社の関係者等に、経営の真実と規範の間にどれだけの格差があるか、問題意識をもってもらいたい。その様な意図で、執筆した。