タイトル
「お母さんも子どもになる!」親も人間。子どもも人間。育児書は理想だけど無理して育児ノイローゼにならないで。10分で読めるシリーズ
著者名
ひまわり,MBビジネス研究班
発売日
2015/05/15
概要
10分で読めるミニ書籍です(文章量7500文字程度=紙の書籍の15ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。
まえがき
いつも通っている皮膚科の看護師さんが自分の小学生の娘に、
「お母さん。授業参観に来た時に、教室に飾ってあった私が描いたチューリップの絵を見てくれた?」と聞かれたとのこと。
それを聞いて、ハッ!としたらしい。
そういえば、最近子どもが帰宅したら、参観日に飾るためのチューリップの絵を学校で一生懸命に描いていると話していた。それに対して、参観日に見とくね~と子どもと話していたそうだ。
参観当日は、仕事の合間に参観に行き、急いで職場に戻らないといけなくてバタバタして見るのを忘れてしまった。子どもにそれを話すと、ワァーと泣き出したとのこと。
その看護師さんは、子どもの気持ちを踏みにじってしまったと後悔していた。
「このような小さな積み重ねで、子どもが親への信頼をなくし、この人に話しても無駄と思われるようになるのかな?」
「子どもとの関わり方って難しい」と話してくれた。
「子どもと一緒に楽しく過ごしたい」と多くの親は思うけれど実際はそうはいかない。私も子育て真っ盛りで、日々の生活に追われている。
私はバレエを子どもたちに教えている経験と、実際に子育てしている経験から、また、様々な親子を見て子どもとのより良い関わり方を考えてみた。
子どもの関わり方に悩んでいるのは、私も同じ。先輩ママのアドバイスを仰いだりもした。その時に、どのように対処してきたか、それが正解かは定かではないが、一つの参考になればと思う。
目次
1、根底にあるもの
2、親も人間
3、子どもも一人の人間
4、子どもの進歩、親の後退
5、生まれた時から別れの時間が始まる
6、ダメよりもやってほしいことを伝える
7、限りある時間
8、子どもと知能競争
9、正直に話をする
10、兄弟関係
「著者紹介」
ひまわり (ヒマワリ)
1976年生まれ。福岡出身。大学にて食物栄養学を専攻。管理栄養士。
1998年国内航空会社にて客室乗務員として約3年間乗務。
3歳からクラシックバレエを習う。バレエ講師。子ども向けバレエ舞台を主催。バレエを通し高齢者施設でボランティア活動をしている。
著書
「ママ友はあなたの友達ではない!嫌われてもよいという覚悟を持って」
「恐怖!PTAの役員決め。もしあなたが役員になってしまったら?PTAを楽しむ方法。かけがえのない仲間と女子会。」
「華のある人10のエッセンスでキラリと輝くあなたになれる。」
「読書が大好きな子になる秘訣。」など