タイトル
家族や自分がアルコール依存症かな?と思ったら読む本。もしかしてアル中地獄に片足つっこんでませんか?10分で読めるシリーズ
著者名
林田一,MBビジネス研究班
発売日
2014/12/19
概要
10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度)
まえがきより
依存症と聞くと多く人が自分とは関係ないと考えることが多いと思います。メディアで取り上げられるアルコール依存は、施設のようなところに入れられ、お酒が抜けてくると手が震えていて、なんだか廃人の様に写ってしまいます。
はたして、そんな人たちだけがアルコール依存症なのでしょうか。確かに、アルコール依存暦が長い患者さんは、上記のような状態に陥ることは少なくありません。時には抗酒剤(飲むとすぐに気分が悪くなる薬)を服用して、気分が悪くなると分かっていても飲んでしまう人もいたりします。
実は、こんな人ばかりがアルコール依存症なわけではありません。アルコールが体質的に一滴も飲めなかったとしてもアルコール依存症になることはあるのです。
以下にチェックリストを作成しておきますので、A群とB群の両方とも一つ以上当てはまる項目があるならこの本を一読しておく価値はあると思います。
A群
・退屈がものすごく苦手。なにも無い時間が耐えられない。
・思ったことをすぐ口にしてしまい、人間関係が悪くなったことがある。
・口が軽いといわれたことがある。
・手が早い、切れやすい。
・趣味が無い、または非常に多趣味で色々なものに手を出す。
・自分の感情に鈍感である。
B群
・お酒が好きである。
・友人関係で遊びに行くと必ずお酒が登場する。
・お酒を飲むのが習慣化している。
・飲まないと寝付けない。
・嫌なことや、辛いことがあるとお酒を飲む。
・酔った時の自分は非常に陽気で好かれている。
上記は、A群アルコールに限らない依存症になりやすい性格傾向を見るためのものでB群はアルコール自体に依存する傾向を見るものです。
アルコール依存症についての正しい認識をもちましょう。