人見知りを治す心理学。一対一コミュニケーションのプロである臨床心理士が教える辛い人見知りの対処方法。

 

タイトル
人見知りを治す心理学。一対一コミュニケーションのプロである臨床心理士が教える辛い人見知りの対処方法。10分で読めるシリーズ

著者名
林田一,MBビジネス研究班

発売日
2015/02/20

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概要

10分で読めるミニ書籍です(文章量5000文字程度=紙の書籍の10ページ程度)

10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

まえがき

筆者は、臨床心理士という、密室に二人で閉じ込められて「さぁ!今から一時間話してください!」というようなことをやる職業です。「心理士さんは、人見知りなんか関係なくて、どんな人でも上手にお話できて聞き上手なんでしょ?」なんていうことを言われることも多いのですが、実際問題、僕は人見知りですし、プライベートでの人間関係ではトラブルが多めかも知れません。前書きでこんなことを言ってしまうのもどうかと思うのですが、人見知りが「治る」ということはありません。ただ、自分の中にいる「人見知り」という特徴と上手く付き合えるようになって、対人関係であまり困らなくなることは可能です。例えば、私の場合だと目上の男性と1対1という局面は非常に人見知りしやすい状態であることを自覚していますので、なるべくそのような状況にはならないようにしています。また、どうしてもそのような場面になったとしても、適当に話をあわせて適当に切り上げることも上手になりました。この様に自分の苦手な場面を把握して、その乗り切り方を具体的にイメージできるようになると人見知りというのは驚くほど上手に付き合えるようになるものなのです。
もし、以下のような人がいたら是非この本を読んでほしいと思っています。
1、顔見知り程度の人と偶然帰りが一緒になってしまったりするとドキドキする。
2、職場や学校では、1対1や多人数で仲良くできるけど、職場や学校を離れたとたん緊張する。
3、人と話すときどこを見れば良いのか分からない。
4、相手に自分の顔を見られていると思うと緊張する。
5、なかなか人と仲良くなることができない。
6、自分は俗に言う「コミュ障」だ

人見知りが解決することはなくとも、上手に付き合うことのヒントはあるかもしれません。
本書に出てくる例はすべて筆者の作り上げたフィクションの事例です。

 

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