タイトル
人見知りのメカニズム。「コミュ障」でも「コミュ力」はつけられる。臨床心理学的には病理の可能性も考えたい。10分で読めるシリーズ
著者名
林田一,MBビジネス研究班
発売日
2015/07/21
概要
10分で読めるミニ書籍です(文章量7,000文字程度=紙の書籍の14ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
書籍説明
人見知りに苦しんでいて、仕事も恋もうまくいかない方のための本です。
本書では人見知りのメカニズムを臨床心理士の著者が解説いたします。
また心理学的に病理の可能性を考えることを指摘しています。
人見知りに苦しむ方は、是非、本書をヒントとしてご利用ください。
まえがきより
「コミュ障」や「コミュ力」という言葉を聴いたことはあるでしょうか。
ネット上では前者は「コミュニケーション障害」という意味で使われているようです。
後者は「コミュニケーション能力」です。
インターネットでは、コミュ障であると友達などが出来ず、
また恋人も当然のことながら出来ないといったような文脈で語られることが多いように感じています。
それでは、この「コミュ障」の正体とは一体なんなのでしょうか。
一般的に、コミュニケーション障害というと、緊張せず人と話すことは出来るが意思の疎通や会話のキャッチボールがおかしい人を指すのではなく、
極度に人見知りしてしまい人と話をすること自体が困難という状態を指すことが多いようです。
「コミュ障」とはある種人見知りを指す言葉でもあるのです。
一方、「コミュ力」という言葉は緊張していても、目的達成のために周りと協力したり人間関係を築いていく力とも言えます。
…まえがきより
著者紹介
林田 一(ハヤシダハジメ)
東京都生まれ。
もともとサラリーマンであったが上司や取引先との喧嘩が絶えず三年持たずに一身上の都合で退職する。
貯金と失業手当で1年程のニート生活をしていると言いようのない不安に襲われ、心理職への道を志す。
大学院時代から縁があって、児童精神科や学校などで働くようになる。
卒業し臨床心理士の資格を取得してからは、
主に虐待や非行少年少女に対する自立支援など児童福祉分野をメインのフィールドとして活動している。