「文章を書くこと」は言葉を媒介して自分自身をインプットすることだ。文章を書くときに気を付けたいこと

 

タイトル
「文章を書くこと」は言葉を媒介して自分自身をインプットすることだ。文章を書くときに気を付けたいこと10分で読めるシリーズ

著者名
袴雪乃,MBビジネス研究班

発売日
2015/01/30

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概要

10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

まえがき

「文章を書くこと」は言葉を媒介して自分自身をインプットすることだ。
私はいつもこのことを念頭に置き、自分の感情や相手に伝えたい”本意”に最も近い言葉をセレクトして一文ずつ書き上げるようにしている。

インターネットが発達し、メールやチャット、SNSなどが情報や感情の仲立ち役を引き受けたこの頃。
電車内で上司へ商談結果の報告メールを打つときや、クライアント元へ提出する資料を作成するとき、日報を書くときなど、
一日の中で「文章を書く」ことに充てる時間はかなり多いはずだ。
そのたびになんて書けばいいか、迷っている人も多いのではないだろうか。

本書では「文章を書くこと」に対して苦手意識を抱いている人に読んでほしい”文章作成のポイント”をご紹介する。

【1】日本語の基礎と語彙を増やす方法
【2】「ら抜き言葉」や口語体、間違った敬語の使い方など文章作成の御法度
【3】表現豊かな文章の書き方
【4】訴求力・説得力を持つ文章の書き方

”日本語の基礎”というと学生時代の思い出が邪魔をして読み飛ばしたくなる気持ちもわかる。
しかし「主語」と「述語」の関係、また「自動詞」「他動詞」の違いについてなどをしっかり押さえておかないと、読者が主語を見失ったり、違和感を覚えたりする。
本書では中学や高校で習ったような基礎的なものから、事例広告などにも使える表現方法までをお伝えしたい。

あなたが生み出した文章は、ネットワークを通じて相手に届くあなたの自己表現なのである。
人間に与えられた文明的な表現ツールを「苦手」で片づけてしまうのは勿体ない。
本書を読んで、”自分を託せるワンセンテンス”を生み出すことが少しでもできるようになってくれれば幸いだ。

 

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