タイトル
発言力をアップしよう。会議が変わる発言術。しっかり伝わり時間も短縮。無駄な口癖をやめてデキる話し手に。10分で読めるシリーズ
著者名
衣笠奈美,MBビジネス研究班
発売日
2015/06/30
概要
10分で読めるミニ書籍です(文章量8,000文字程度=紙の書籍の16ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
書籍説明文
まえがき
日本人は、もともと人前で理路整然と話をする技術を学校で学ぶことはほとんどなく、実際に苦手だという方も多いでしょう。
何を話すかをしっかり用意して臨んでも、いざ話し始めるとしどろもどろになったり、妙に間延びしてしまったりすることがあります。
文章を書くなら文法的な間違いもなく整った文章が書ける人も、それを口から出した途端に無駄な言葉を大量に挟み込み、
結局は聞き手が理解しづらい内容となってしまうのです。
とはいえ、企業を初め、組織で仕事をする身にとって、人前で発言を求められる会議やプレゼンテーション、
営業活動は避けて通れないものとなっています。
その際たるものが国会議員や地方議会の議員です。
私は、政治家の第一の仕事は「話をすること」だと思っています。
国、地方をどうしていきたいのかをわかりやすく一般の人達にわかるように説明し、理解してもらうことが重要な仕事です。
選挙演説だけでなく、国会の場、議会の場でも、ぜひしっかりとした発言をしてほしいものです。
また、ビジネスの場では、商品やサービスの説明、サポートデスクなど、相手が組織であれ個人であれ顧客との会話は欠かすことができません。
会議の場や説明などの場において、伝えたいことを丁寧さを保ちつつ明瞭に話す――これを怠ると、話し手の意図や主張が伝わらないばかりか、
時間を引き延ばし、時間に限りのある会議となれば他の発言者の発言機会をも奪う結果になりかねません。
本書では、無意識に繰り返す無駄な表現の事例をご覧いただきながら、会議の時間だけでなく、
最終的にはテープ起こしや会議録印刷のコストも削減できる話し方のコツをご紹介します。
著者紹介
衣笠奈美(キヌガサナミ)
1967年生まれ。
新聞社勤務を経て、現在はフリーランスで文書・映像の翻訳、各種会議録作成、文章執筆、外国人の日本語学習支援に従事し、
多方面から現代日本語を調査研究中。翻訳・執筆分野は主にIT、政治、教育。