ローマ帝国入門。世界強国ローマの始まりと終わり。カエサルに始まりオクタウィアヌスが盤石にした大帝国の興亡。

 

タイトル
ローマ帝国入門。世界強国ローマの始まりと終わり。カエサルに始まりオクタウィアヌスが盤石にした大帝国の興亡。10分で読めるシリーズ

著者名
shogo.p.sato,MBビジネス研究班

発売日
2015/04/03

購入はこちらから

概要

10分で読めるシリーズとは、読書をしたいが忙しくて時間がない人のために、10分で読める範囲の文量で「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」を基本コンセプトに多くの個性あふれる作家様に執筆いただいたものです。自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。是非、お試しください。

まえがき

現在ではイタリアの首都となっているローマ、この街に憧れを持つ人は多い。

歴史ある建造物、町並み。
お洒落な人々。
世界的な観光地として、毎年幾百万人もの人がここを訪れる。

ここは昔、世界中を支配した帝国の首都、もしくは政庁所在都市だった。

中心となっていたこの町の名前はそのまま歴史的にも国の名前となり、現在でもこの強国はローマ帝国と呼ばれている。

このかつてあった大国は、それまであったどの国とも一線を引く文明を持っていた。
そのいくつかは今でも受け継がれており、この国の政治体制が非常に近代的な価値観を持っていたことをうかがわせる。
しかし反面、現代ではとても受け入れられない習慣も持ち合わせていた。
そしてそれが国を荒廃させる原因ともなったといわれている。

日本の古事記と同様、神話から派生するローマの歴史は、多くの部分が未だに謎につつまれている。

現在わかっている範囲のローマの歴史を少し紐解きつつ(特にカエサルが築いた礎から始まる皇帝政治の初期)、文明の高さと下劣さ、高尚な価値観と道徳的退廃を同時に持ち合わせていたローマの人々の生活をご紹介したい。
血なまぐさい権力闘争は、その辺のドラマを見るよりもよっぽど知力と策略がみなぎっており、非常に興味深い。
なぜなら彼らの地位だけでなく、その命をかけているからだ。

現代社会に生きる私たちだが、この古代の人々の興味深い生活様式からは、とても多くの教訓を引き出せるはずだ。

 

購入はこちらから