これを読めば必要十分。所得税の確定申告の説明書。青色申告控除、専従者控除制度、副業の所得、個人事業主の所得について。

 

タイトル
これを読めば必要十分。所得税の確定申告の説明書。青色申告控除、専従者控除制度、副業の所得、個人事業主の所得について。10分で読めるシリーズ

著者名
簿記侍,MBビジネス研究班

発売日
2014/12/08

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概要

まえがきより

今回は、仕事に追われて、なかなか税金の計算に気が回らない方のために、必要十分な所得税の確定申告の情報をお届けします。
所得税の確定申告は、毎年2月中旬から3月15日に、自分で確定申告書を記入することにより行いますが、個人事業主とサラリーマンの場合で方法が異なるので、両者の立場に分けて、ご説明します。

(個人事業主の所得税の計算のしくみ)

個人事業主の場合、所得税の計算のもとになるのが、事業所得という所得になります。
事業所得は、収入金額から必要経費を差し引いて、計算します。
したがって、必要経費をいかに計上するかにより、所得金額が異なってきます。
よって、個人事業主は、必要経費を認めてもらうために、領収書を集める必要が生じてきます。
詳細は、後述していきます。

(サラリーマンの所得税の計算のしくみ)

サラリーマンの場合、所得税の計算のもとになるのが、給与所得という所得になります。
給与所得は、給与収入から給与所得控除額を差し引いて計算します。給与所得控除額は、給与収入の金額により、決まってきます。
この点は、ある意味、給与所得控除額がサラリーマンの必要経費といってもよいでしょう。
では、そもそも、サラリーマンは、確定申告の必要があるのでしょうか。
基本的に、サラリーマンには、年末調整というものがあります。
年末調整とは、会社が個人に代わって、給与から源泉税を預かり、年末で収入金額が確定したところで、本来の所得税額を確定し、過不足金額を調整することをいいます。
よって、基本的には、サラリーマンは、確定申告は不要です。
ただし、給与以外に、副業の収入金額が20万円以上あるような場合、確定申告が必要になります。また、病気やけがをした場合、医療費控除という控除が受けられますが、
この控除は、確定申告をすることで受けられます。
詳細は、後述していきます。

 

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