タイトル
哲学者の相談室。彼はミュージシャンです。付き合ってから既婚者と知らされました。別れたくないです。20分で読めるシリーズ
著者名
大畠美紀,MBビジネス研究班
発売日
2016/04/23
概要
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
【書籍説明】
4人の哲学者が、こちらの相談に対して真剣に議論する、空想討論作品です
「私の彼氏はミュージシャンです。
既婚者であることが付き合ってからわかりました。
大好きなので別れたくありません。
どうしたらいいでしょうか?」
古今東西の哲学者が一堂に会する空想世界へ、ようこそいらっしゃいました。
このたびは空想相談室と命名した謎の空間で、哲学者たちが議論を繰り広げます。
テーマは、「哲学は現実に役に立つのか?」。
きわめて現実的な悩みに対して古典哲学がどのような答を提示できるのか、ひとつの問題を例にとって考えてみます。
はたして、現実の悩みに対して哲学は有効なのか?
それとも現実からかけ離れた雲の上の議論に終わってしまうのか?
哲学がどこまで現実に役立つか、ひとつ挑戦してみたいと思います。
このミッションに挑むのは、古代哲学者2名、近世の哲学者1名、近現代の哲学者1名の合計4人です。
古代からは、それぞれギリシャとローマを代表してソクラテスとマルクス・アウレリウス。近世からはドイツ観念論の創始者であり、
実生活では変わり者として知られたカント(この時点ですでに相談者として不適当)。
そして現代にもっとも近い哲学者として、20世紀を通して活動したバートランド・ラッセルの思想をみていきます。
まったく違う思想をもつ4人の哲学者たちは、現代のお悩みにどんな答えを出すのでしょうか?
最後までよろしくお付き合い下さいませ。
【目次】
登場人物紹介
問題提起
不倫がいけない理由・ソクラテスの場合
ソクラテスの話・続き
自由恋愛のすすめ・ラッセルの場合
不倫がいけない理由・カントの場合
不倫がいけない理由・マルクス・アウレリウスの場合
結論
【著者紹介】
大畠美紀(オオハタミキ)
猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。
春先に肺炎で倒れるなど、なにかとよくない今日この頃である。