「私」をめぐる対話。参加者 荘子、デカルト、ライプニッツ、ソクラテス、カント、ホワイトヘッド。

 

タイトル
「私」をめぐる対話。参加者 荘子、デカルト、ライプニッツ、ソクラテス、カント、ホワイトヘッド。20分で読めるシリーズ

著者名
大畠美紀,MBビジネス研究班

発売日
2016/05/25

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概要

さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の28ページ程度)

【書籍説明】
古今東西の哲学者が集う空想世界へ、ようこそいらっしゃいました。
空想小説とも小論文ともつかないこの小さな物語では、空想力を駆使して古今の哲学者たちの意見を再構成し、議論させています。
哲学といっても難しいことは少しも書いてありません。この世界は私たちになじみ深いものを中心につくられているので、
カントが散歩するいっぽうで老子がスマホ歩きしています。
肩肘張らず、軽い気持ちでお楽しみください。
そして真面目な研究者の方は、どうか怒らず生温かい目で見守ってくださいませ。(笑)
「私は誰なのか?」
この当たり前の疑問が今回のテーマです。
自分が、他者が、世界が存在しているとはどういうことなのか。
その問いは昔から哲学者を悩ませてきました。当たり前のことすぎて、かえってうまい理屈がみつからなかったのかもしれません。
簡単なことほど説明するのは難しい、ということわざ通りです。
以下では、「私」という謎に相対した哲学者たちをご紹介していきます。
蝶と人間とのあいまいな境界線をひらひらと飛び回る荘子。
「われ思う、ゆえにわれあり」の言葉で自分を世界につなぎ留めたデカルト。
何も知らないという自覚から「私」を考え始めたソクラテス……。
彼らは一体どんな結論を出したでしょうか。どうぞ最後までお付き合いください。

【目次】
登場人物紹介
荘子とデカルト・ゆらぐ「私」の存在
荘子とライプニッツ・一人しかいない「私」
ソクラテスとカント・「私」は何を知っているのか
ホワイトヘッドの有機体哲学・外部との関連でみる「私」
エピローグ・それぞれの「私」

【著者紹介】
大畠美紀(オオハタミキ)
猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。
今回学生時代以来××年ぶりにホワイトヘッドを読み、そのエコロジカル科学哲学にあらためて感動。
そろそろホワイトヘッドの全国的ブームが来そうな予感がしている。

 

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