タイトル
空想討論・性善説vs性悪説!孟子&老子&荘子vs荀子&韓非子&始皇帝。質問者はニーチェ!20分で読めるシリーズ
著者名
大畠美紀,MBビジネス研究班
発売日
2016/04/01
概要
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
【書籍説明】
古今東西の哲学者が集う空想世界にようこそ!
この架空の世界で議論されるのは「性善説vs性悪説」。
人間の本性は善なのか、それとも悪なのかを問う対立議論です。
ここでは諸子百家と呼ばれる古代中国の思想家たちが主役です。
古来から、中国では本性論が盛んに行われてきました。
道徳を大事にする儒教の考え方の中では、人のもともとの本性が善か悪かという問題はとても重大なものだったのです。
特に政治の場面では、人間の本性をどう考えるかによってその国民の扱い方が大きくわかれていきました。少々極端な言い方をしてしまうと、
本性論は国の行く末まで決めてしまうような問題だったのです。
哲学と政治が強く結び付いているのは中国の思想の特徴です。
諸子百家の時代も例外ではありません。
ですから本性論は形而上ではなく、しっかり地に足の着いた実践的な思想になって表れることが多く、
孟子も荀子も政治を頭に置いて語っている節があります。
そこが形而上に流れがちな西洋思想と違う面白さといえるでしょう。
なお、言うまでもないのですが、以下で扱う人物像はすべてまったくのフィクションです。
本当にこんな人だったとは決して思わないでください。こんなイメージのままウッカリ人に話すと驚かれます。
【目次】
諸子百家の基礎知識
登場人物紹介
問題提起
孟子、性善説を語る
荀子の主張
法治主義、そして事件発生
場外乱闘的な老荘思想
大団円
【著者紹介】
大畠美紀(オオハタミキ)
猫とドイツ観念論をこよなく愛する40代。
諸子百家の面白さに魅かれ東洋思想に傾きつつある。