タイトル
太宰治の人間合格人生に学ぶ!シリーズなし
著者名
佐賀裕司,MBビジネス研究班
発売日
2018/11/10
概要
【書籍説明】
皆さんは〝太宰治〟という人を知っているでしょうか?
少しくらい名前を聞いたことはあるでしょうか?
太宰治という人は文学作家であり、明治42年に青森県北津軽郡金木村という所で生まれ(青森県の1番端っこの北の方です)、その後、昭和23年に亡くなるまで、ずっと昭和の文豪として活躍し続けてきたベストセラー作家にまでなった人です。
半世紀以上が過ぎた現代でもこの太宰人気が衰えないどころか、益々、うなぎ上りの形でその人気は絶頂を極めている傾向があります。
「太宰作品には、なんとも言えない独創性と、誰でも図星を突かれてしまう神秘的な魅力がある…」という、大変広く知れ渡った魅力の持ち主でもあり、その作品の魅力は偏に「どんな読者の心にもスッと入ってしまえる卓越した力があるとされます。
本書では、この〝太宰の魅力とその人生譚〟に追究する上で、「太宰治がなぜ現代においてもその人気を衰えさせないのか?」という〝謎〟に迫ってみたいと思います。
ぜひ最後までおつき合い願いたく、「太宰の魅力」を一緒に覗いてみましょう。
【目次】
第1章:『I can speak』の中で見られる太宰の本音とは?
第2章:『ア、秋』の魅力
第3章:『あさましきもの』で登場するタバコ屋の娘との恋愛譚
第4章:『青森』に見られる「愛」と「美」の象徴
第5章:『朝』に彩られる枠小説型の「男女美談」
第6章:『愛と美について』で問われた太宰の美学
第7章:太宰治の人間合格人生!
第8章:「太宰作品を100倍楽しめる参考本」のご紹介
【著者紹介】
佐賀裕司(サガユウジ)
フリーライター・詩人・小説家・思想家・作家。
最終学歴:同志社大学 文学部 国文学科卒業、慶應義塾大学文学部在学中(2018年現在)
先年、文学仲間とともに同人誌を公表し、その後は個人で「自然主義幻想文学」(「天川文学」)を創設。また同社より『天川文庫全集』を本格的に個人出版する。同全集に収録された作品の一部がブログ「早熟の杜 天川文庫~夢時代~」にて紹介されている。
個人出版した作品に『夕暮れの背中』、『有美(ありみ)』、『リフレイン』などがあり、電子書籍サイトにおいては天川裕司名義で掲載販売。