限界マンション。下手をするとマンションが原因の老後破産になりかねない。

 

タイトル
限界マンション。下手をするとマンションが原因の老後破産になりかねない。10分で読めるシリーズ

著者名
高田泰,MBビジネス研究班

発売日
2017/04/23

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概要

説明文

さっと読めるミニ書籍です(文章量10,000文字以上 11,000文字未満(10分で読めるシリーズ)=紙の書籍の20ページ程度)

【書籍説明】
みなさんは「住宅双六」という言葉をご存じだろうか。双六はサイコロを振って上がりを競うボードゲームだ。昭和の時代、賃貸アパートから賃貸マンション、分譲マンションと住み家を変え、分譲マンションの売却益で最後に郊外の戸建住宅を買う住み替えパターンを住宅双六と呼んでいた。平成の時代になり、子供たちが巣立つと郊外の戸建住宅から都心の分譲マンションへ戻る老夫婦が増えてきた。三世代同居の家庭が減り、住宅双六に新たなゴールが追加されたわけだ。だが、そのゴールは幸福な人生の終着点を意味しているわけではない。日本は人口減少に突入し、住宅過剰時代を迎えている。都会では老朽化して荒れ果てるマンションが増えてきた。いわゆる「限界マンション」だ。もちろん限界マンションに大した資産価値などあるはずもない。行き着くところはスラム化。そうなる前に脱出しようとしても、二束三文でしか売れないとなると、老人ホームの入居資金にもならない。住宅双六の最後が限界マンションなら、人生の終着点は悲劇になる。全国でどんなことが起きているのか、限界マンションで人生を終えないようにするためにはどうしたら良いのか、見ていきたい。

【目次】
年金生活の高齢者が暮らす老朽化マンション
管理費や積立金不足で修繕予定を先延ばし
人口減少の中、住宅数が増加の一途
困難な合意形成、高すぎる建て替えのハードル
限界マンションは地域全体にも悪影響
高度経済成長期と変わらぬ自治体の意識
買い物弱者の命をつなぐ移動販売
南北格差の前に苦戦する泉北ニュータウン
全国に誕生しつつある限界マンション
管理組合の機能低下が限界マンション化の一因
人口減少時代に資産価値を維持できるのは一部だけ
地域の将来人口予測にも留意が必要
賃貸で一生暮らすことも視野に入れるべき

 

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